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以下はお客さんのメールにお返事した内容です。たまたま思いつきで書き始めましたが、今のコーヒー界の状況を私は以下のように分析しています。
ところで、私も銀座ランブルに13年位前に行きました。ランブルがその当時と変化があるかどうかわかりませんが、確かランブルはデミタスを主体とした焙煎やブレンドをしているような気がしました。ですから、コクを残すために「浅煎り」、雑味を飛ばすためにエイジングするのではないかと思います。今はカップ・オブ・エクセレンスに代表されるようにグルメ珈琲が全盛となってきました。そんなわけで、最高級の豆が輸入されるようになり、ニュークロップで雑味がなく、コクがたっぷりのものが比較的容易に手に入るようになりました。
で、当店も一昨年やっと見つけた「イピランカ・N17」を深煎りして、エスプレッソ、アイス用に焙煎しています。この豆を見つける前はうちでも「サン・ハラールモカ」を使っていましたが、焙煎が少し浅いと雑味が残って使いずらかった覚えがあります。でも、いい豆でした。エスプレッソにとてもよく合いました。
N17はムンドノーボ種という種類の生豆で、ブルボン種が原種で派生種です。ブルボンはあっさりしすぎているので、レギュラーコーヒーメインの日本には合いますが、最近のエスプレッソ流行には対応できませんでした。実際、エスプレッソにして飲むと腰が抜けた感じになります。N17はバッチリ腰の強いエスプレッソに仕上がります。しかも、イピランカは最高級グルメコーヒーの産地「ムジアナ地区」の産物で、コクの出る「ナチュラル精製」なので、深煎りしたときのしっかりしたコク、甘味に断然違いが出ます。また雑味が全く感じられないのは、全ての豆が完熟で取られているせいかと思います。当たり前ですが、そーそーできないことです。
エスプレッソのことばかり書きましたが、レギュラーの方が日本人は慣れがありますね。エスプと比べてレギュラーは幅があるように思います。
OOさんは「モカ」党とお見受けしました。実は私はブラジル党で、他の豆に疎いところがあります。でも、今持っているモカはあたりでした。数年前から仕入れていますが、今のところ文句ないです。他店の宣伝になってしまいますが、軽井沢・追分の「カワン・ルマー」がモカを得意にしていますよ。店主とお会いしたときに「マイルドタイプのアビシニアンモカ」は気に入っていると言ってました。甘味も十分ありました。
軽井沢にはもう一軒「丸山珈琲」というのがあります。カップオブエクセレンスの入賞銘柄を主に扱っています。話題の店ですね。焙煎に関しては私と考え方が違いますが、すごい豆ばかり揃っていて驚かされます。
そんなこんなで、軽井沢近辺は関東でもチョット変わった「コーヒースポット」となっています。東京よりも個性派ぞろいではないでしょうか?
どちらかというと東京は老舗ががんばって、あとから参入してくるコーヒー屋に個性が感じられませんね。
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